大きな扉を開け

紅い絨毯の部屋に

広い階段

まさしく神扱いされた奴の住まい

「あららー、こんな時間に失礼な

…まぁ、箱を狙う奴の時間だし、

正しい訪問時刻ともいえますか」

階段から降りてきたそいつは

「はじめまして、輪音の戦士さん

私は箱の防衛用アンドロイド集団

守護者の一、花乃斗です」

ニッコリと微笑むアンドロイドは
柔らかな感じではある