「ラナ、入るよ」

ノックをして入るとベッドと机、
小さな棚があるだけの部屋
似た部屋になるが
この部屋は殺風景だ

「ランいらっしゃい」

「うわぁ〜」

ラナが後ろにいたのに気付かなく
情けない声を上げてしまった

「くくく」

後ろで笑うラナ
ラナは矛の一人で俺の師匠

白髪でシワのある老女
現在70歳