「あたしは・・・疲れてるし 今聞きたくない」 「だったら明日から 北海道へ出張だから 帰ってからゆっくり話そう」 「うん…わかった」 あたしは静かに扉を閉めた もう…終わりかな… 里奈ちゃんに負けた?ことになるのかな? そのまま いつの間にか リビングのソファーに転んだまま 朝まで寝てしまった 気がつくと あたしの上には布団が掛けられ 省吾の姿はなかった 布団・・・ 省吾がかけてくれたんだ… また 涙が溢れた