なにやら向こうでバタバタしてる音がした 何? こっそり覗いてみると スーツケースに下着とか詰めてる まさか? 出ていくの? そんな時 目が合った 「あっ… ゴメン」 あたしは振り返りまた台所へ帰ろうとした 「彩音 さっきはゴメン ちょい カッとなって」 「ああ・・・」 あたしはスーツケースをじっと見た 「彩音 話があるんだ」 なんとなく 話は解る でも… 突然過ぎて今聞く心構えが出来てない