眠り姫にはキスを。




ここは教室の入口で、クラスみんなの視線を浴びてる。


恥ずかしい以外の感情はなかった。




「あのさ、好きなんだ。
付き合ってくれない?」




そんな告白を、いとも簡単にみんなの前でされた。


周りは騒ついている。