眠り姫にはキスを。




顔を上げて、呼んだ相手を見たら、

そこにいたのは、進藤正輝だった。



私は思わず、また下を見た。



頭は混乱していた。




「何?」



「ちょっといい?」




それだけ言って、加奈は進藤くんと教室を出て行った。