「何で? 寝てたわけだから、分からないじゃん」 「そうだけど……」 切り返して来た加奈に、何も言えなかった。 「進藤正輝だって、美沙に気があるのかもよ?」 「ないない! 絶対ないっ!!」 思いっきり、首を振って否定する。 そんなこと、絶対あるわけがない。