眠り姫にはキスを。




「あーやだやだ。
ラブラブじゃん。

お邪魔しましたー」




そんな私たちを見て、手と首を振る。


その表情は、笑顔だった。


そして笑いながら、加奈は帰って行った。



明日、深く突っ込まれるんだろうな、と思いながら加奈の背中を見つめていた。