純白の羽



買い物から帰ってきた母が異変に気付き、急いで駆け寄る。


「白羽!?苦しいの!?」


「……っだいじょっ……白羽はっ……天使……に……」


意識が途切れた。


鼻に手をかざす。


……が


……白羽…?


今回は息をしていない。

「白羽!?白羽しっかりして!!」


急いで救急車を呼んだ。


……どうか、まだ命だけはっ……。


奇跡的に白羽は救急車の中で息を吹き返し、そのまま病院へと向かった。


検査をしてから、病院のベットに横にした。


しばらくは入院させて様子を見て、安定したら退院。

白羽はしばらく病院での生活になった。