Love*Note~先生に恋した21ヶ月~

「さっきは悪かった。…心配したんだぞ?怪我はないか?」


『……うん』


「思い付く所を探し尽くして、もう少しで捜索願いを出す所だったんだ」



そう言って、あたしの目をしっかり見た。



そこで父は目線の先の彼に気付いた様子。




「あの…あなたは……」


「ただの通りすがりのものです。繁華街をフラフラしていたので補導しました」