Love*Note~先生に恋した21ヶ月~

ちょっとでも彼に心を開きかけそうになった自分を酷く恥じ、温かかった心に蓋をした。



ここから離れよう。




そう思った時



『あ……コート』



掛けられているコートのことを思い出した。



たぶん、ウールなんだろう。



すごくあったかくて、寒さなんて感じないくらいにしのいでくれてたもの。




安物じゃなさそう。




これ……

ここに放置するのもな……