Love*Note~先生に恋した21ヶ月~

お父さん、もう家についてるかな?


そう思いながら駆け足で飛び込んだ家の中。



『ただいまっ!』



玄関には、久々に見る父の靴が揃えてあった。



『お父さん!』



そう言いながらリビングの扉を開けると



「紗希っ…!」



ソファに座ったスーツ姿の父の表情が一瞬で氷付いた。