Love*Note~先生に恋した21ヶ月~

『えっ……』


「人から本当の愛を受けたことのない人間は、本気で人を愛せない」


『せん…せ…?』


「工藤からの愛は、確実に俺に届いていたから」


『―――っ』




自分でも、顔がグシャッと歪んだのが分かった。




『ありがとう、先生』



それをこらえながらあたしは言った。