Love*Note~先生に恋した21ヶ月~

それはクラッカー。



白い煙と共に、カラフルなリボンが2人の頭上に降り注いだ。





『成瀬先生、瑶子ちゃん。結婚おめでとう!!』





昨日の夜から制服のポケットに忍ばせておいたもの。



あたしはそう言うと、成瀬先生の腕を押しながら、瑶子ちゃんにくっつけるように2人を並ばせた。



「えっ!?」


「あの……」