Love*Note~先生に恋した21ヶ月~

『あっ………!!』



あたしが足を出し掛けた時には、それより早く成瀬先生が向かい脚立を支えた。



「大丈夫か!?」


「ええ……」



手を添え心配そうに尋ねた成瀬先生に、瑶子ちゃんは少し戸惑いながら首を縦に下ろす。



可愛らしく、ほんのり頬を染めて。



寄り添った2人を見てあたしは微笑む。