Love*Note~先生に恋した21ヶ月~

「本当にキミは、成瀬から“愛”を貰ってなかったか?」


『愛……?そんなもの…』






カキーン…



外では野球の金属バットの音が高く響いた。



あたしは無意識に窓の方に目を向けた。



遠くには、長く続いている土手が見える。




不意に成瀬先生との出会いを思い出した。



1人で泣いていたあの日、成瀬先生はあたしの心に小さな希望の火を灯してくれた。