Love*Note~先生に恋した21ヶ月~

『ちゃんとあたしを見てよ!』



それを胸元で制止させ、あたしは声を荒げた。




これはここまで好きにならせた罰。



偽りでもいいから、少しでも報われなくちゃ死んだって浮かばれない。




『男の人は好きじゃなくても抱けるんでしょ?愛なんかなくてもいいから抱いてよっ!』




あたしは懇願した。



愛なんかなくたって――――






「…それは出来ないよ……」



けれど、あたしに落ちてくるのは非情な言葉だった。