Love*Note~先生に恋した21ヶ月~

好きな人に抱かれる為にとっておいた体。



例えそこに愛情がなくても、成瀬先生に抱かれるのなら本望。




『抱いてくれたら、全部許すし忘れてあげる』




成瀬先生をじっと見つめた。



翼だって、好きな人に言えって言ってた。



『得意の"責任"なんてこと、考えなくてもいいよ。瑶子ちゃんにも黙ってる。その代わり、今だけはあたしを愛して』


「工藤、服を着ろ…」



成瀬先生は、自分の上着を脱ぐとあたしに掛けようとした。