Love*Note~先生に恋した21ヶ月~

「工藤……何してる」



成瀬先生の困惑した声。



あたしの行動に目を疑うような眼差しを向け、その視線はあたしの指先を辿る。



けれど構わず続けた。




『紗希…って呼んでよ……』



全てのボタンが外れた。



片腕を袖からはずすと、ハラリとシャツが足元へ落ちた。



ブラジャー一枚になった上半身。


成瀬先生との距離は、僅か10センチ程。