Love*Note~先生に恋した21ヶ月~

「やめろっっっっ!!!」



あたしの手よりも瞬時に早く出た成瀬先生の足で、それは部屋のもっと奥、タンスの下の僅かに出来た隙間へ滑り込んでしまった。



「こんなことするな!」



成瀬先生はあたしの両手首を掴み、強く揺さぶった。



『させたのは誰よ!』


「……っ」


『あたし、本当に好きだったんだよ?』


「…ああ……分かってる」


『分かってないよ!』



あたしは叫んだ。