「染みるぞ?」
投げ出したあたしの足を勝手に掴むと、その上から消毒液を振り掛けた。
『痛ッ』
思わず足をあげる。
けれどすぐに伸びて来た腕で、そんな抵抗も敢え無く終了。
翼は容赦なく足の裏に消毒液を振り掛けていく。
無数にある傷のせいで、ピンポイントに痛みが来るのではなく足の底全体が痛く、体が痒くなるような痛みが走る。
痛みを通り越して麻痺していたと思ったのに、消毒液で染みる痛さはまた別格だった。
投げ出したあたしの足を勝手に掴むと、その上から消毒液を振り掛けた。
『痛ッ』
思わず足をあげる。
けれどすぐに伸びて来た腕で、そんな抵抗も敢え無く終了。
翼は容赦なく足の裏に消毒液を振り掛けていく。
無数にある傷のせいで、ピンポイントに痛みが来るのではなく足の底全体が痛く、体が痒くなるような痛みが走る。
痛みを通り越して麻痺していたと思ったのに、消毒液で染みる痛さはまた別格だった。



