あたしの登場によほど驚いたらしく、化け物にでも遭遇したかのような顔を見せ、小さく悲鳴をあげた。
それはそうだ。
お風呂から出て来て玄関に人がいたら、それが例え身内だって驚くだろう。
『ごっ、ゴメンね?』
勝手に入ってしまったこと。
未だ顔が固まっている瑶子ちゃんに、そんなに驚かせてしまって…と、本気で謝った。
――が。
次の瞬間、あたしが凍りつくことになる。
それはそうだ。
お風呂から出て来て玄関に人がいたら、それが例え身内だって驚くだろう。
『ごっ、ゴメンね?』
勝手に入ってしまったこと。
未だ顔が固まっている瑶子ちゃんに、そんなに驚かせてしまって…と、本気で謝った。
――が。
次の瞬間、あたしが凍りつくことになる。



