Love*Note~先生に恋した21ヶ月~

あたしの登場によほど驚いたらしく、化け物にでも遭遇したかのような顔を見せ、小さく悲鳴をあげた。



それはそうだ。



お風呂から出て来て玄関に人がいたら、それが例え身内だって驚くだろう。




『ごっ、ゴメンね?』



勝手に入ってしまったこと。



未だ顔が固まっている瑶子ちゃんに、そんなに驚かせてしまって…と、本気で謝った。





――が。




次の瞬間、あたしが凍りつくことになる。