お風呂に入ってたんだ。
だから聞こえなかったのか。
瑶子ちゃんも不用心だな……と思いながら、あたしはそのまま玄関まで足を踏み入れた。
――ガチャ
タイミング良くすぐ脇の扉が開き、濡れた髪を下ろした瑶子ちゃんが顔を出した。
『こんばんは♪』
あたしがにこやかに顔を向けると
「きゃっ!!」
だから聞こえなかったのか。
瑶子ちゃんも不用心だな……と思いながら、あたしはそのまま玄関まで足を踏み入れた。
――ガチャ
タイミング良くすぐ脇の扉が開き、濡れた髪を下ろした瑶子ちゃんが顔を出した。
『こんばんは♪』
あたしがにこやかに顔を向けると
「きゃっ!!」



