Love*Note~先生に恋した21ヶ月~

お風呂に入ってたんだ。



だから聞こえなかったのか。




瑶子ちゃんも不用心だな……と思いながら、あたしはそのまま玄関まで足を踏み入れた。





――ガチャ



タイミング良くすぐ脇の扉が開き、濡れた髪を下ろした瑶子ちゃんが顔を出した。




『こんばんは♪』



あたしがにこやかに顔を向けると




「きゃっ!!」