Love*Note~先生に恋した21ヶ月~

『開いた……――?』



なんかこの展開。



ドラマでは死体が転がってるとか、そんな節操もない場面しか思いつかない為、気になって仕方ない。




まさかそんなわけないけど

妙な胸騒ぎを覚え、更に手に力を入れずにはいられなかった。




部屋は灯りがついていて、開いたドアの隙間からは一筋の灯りが漏れた。




『やっぱりいるんだね?』




部屋の中からは、ドライヤーと分かる生活音が聞こえて来てたことにホッとする。