Love*Note~先生に恋した21ヶ月~

教室へ行くまで、栞はお土産の説明をする。



……っていうか、ありがたいけどものすごく重い。



「この紅茶すごく美味しいの。トロピカルな味がしてとにかく美味しいから飲んでみてね!」



教室へ着くと、一番上に乗っかっていた箱を取り出した。



「それとこのクッキーを一緒に食べたらもう最高なんだから!」



その下のクッキーも取り出す。


周りからの羨ましそうな視線を感じながら、あたしはうんうんと話を聞いていた。