「遠山さんは、相手がいかにも同級生っぽい感じで話してくれたけど、それにしたって不自然なことが多すぎてね。
禁断だとか、価値観がどうとか…くっつきそうで、でもくっつけない理由があるとか…。
どんな相手に恋してるんだろうって、とても興味を持ったよ。そしてやって来たのがキミだったから驚いた」
『良く覚えてましたね……あんな一瞬だったのに…』
あんなに視界が悪かった雨の夜。
あたしは相手の顔も分からなかったのに。
「分かるさ。これでも一応生徒会役員だし」
『そんなもんなんですか』
「そんなもん」
『はぁ……』
禁断だとか、価値観がどうとか…くっつきそうで、でもくっつけない理由があるとか…。
どんな相手に恋してるんだろうって、とても興味を持ったよ。そしてやって来たのがキミだったから驚いた」
『良く覚えてましたね……あんな一瞬だったのに…』
あんなに視界が悪かった雨の夜。
あたしは相手の顔も分からなかったのに。
「分かるさ。これでも一応生徒会役員だし」
『そんなもんなんですか』
「そんなもん」
『はぁ……』



