Love*Note~先生に恋した21ヶ月~

そして、土砂降りの中での待ち伏せ……



それって、あたしはものすごく"イタイ"女じゃん。




栞は相手が誰とは言ってないのに、志摩先輩はそれを知ってる。



栞はそれを知らないはず。



どうなってるのよ……もう。




放心状態で椅子に座り、あたしは下唇を噛みながらおでこに両手をつける。



目を閉じて、うなだれた。