Love*Note~先生に恋した21ヶ月~

「大丈夫だよ。ここにも誓ってる通り、俺は誰にも話したりしないし」



そう言う事じゃなくて!!!



なんて思いながら、目の前に出された誓約書に自分の名前を書いているあたしがいた。



念には念を。



もし、あたしが成瀬先生を好きだとか、アパートの前で待ち伏せしていたなんて噂が出たなら、この人を誓約違反で訴えればいいんだし。




『はいっ!!』




動揺しすぎて息が乱れる。



あたしはサインし終えた紙を志摩先輩につきだした。