Love*Note~先生に恋した21ヶ月~

『ち、違いますから!!』




核心に迫られる前に、あたしから言葉を遮った。



思いっきり机に手をついて。



あたしが成瀬先生に恋してることを知っているのは、瑶子ちゃんと栞だけ。



見ず知らずの、よりに寄って志摩先輩ともあろう人にあたしの思いを知られるなんて、軽く死ねる。




「つーか、顔真っ赤だけど?」


『………っ!!!』



なに!?



この人。



脅してるの!?