Love*Note~先生に恋した21ヶ月~

このアパートは軒下というものがなくて、でもドアの前で待っているのも他の住民の手前気が引けた。



近くにコンビニもないし、仕方なくひたすら外で傘を差したまま帰って来るのを待つことに……




傘を深く差していると、目線の先で立ち止っている足が見えた。





……誰?




雨の夜。



変な不気味さがあたしを襲った。




傘をそろそろとあげると…