プラトニックラヴ~大切な人々へ~

「そうか。でもその前に相手の親父にボコられるな」

「だろうな。交際は認めてもらってるけど 子供はなぁ」
  
「あいつは怖いぞぉ」

「知り合いなの!?」

 父の言葉に驚く拓美

「ああ。あいつは親友だ」

「マジ?」

「ああ」

「そうか」

「俺が頼んで交際認めてもらったんだぞ」

 得意げに話す拓哉

「嘘だぁ」

 疑う拓美
   
「俺が前に認めてやってくれって頼んだんだよ」

「本人の口から言うから認めてやってくれって」

「マジかよ。ありがとう。じゃあ今回も!」

「今回は無理だろう」

 まじめな顔して言う

「マジかよ」

「自分で頑張れ!」

 にやけて拓美の肩を叩き言う

「ああ。あっ!電話だ。はいもしもし?」

 電話に出る

「拓美?良かったぁ~。生理来たよ」

 ホッとした感じで言う

「良かったな。出来てたら働く気だったけどな」

「ふふ」

「くそ!!」

 病院に着き中に入る

「今日はもう終わりだよ?」

 ドクターが言う

「親父が死んだと聞いて来たんだ!!」

「名前は?」

「佐藤っ!佐藤拓哉です!!」

 強い口調で言う拓美

「こっちだ!来なさい!!」

 ドクターが廊下を走る

「拓美!!」

 走りながら声をかける

「こっちだ琴美!」

 振り向き言う

「ばあちゃん!!」

 霊安室のいすの前で座る真美に声をかける