「日鞠―っ、図書室行こ~!」
「はーい、今行くよ~」
時は過ぎ、あっという間に放課後。
奈々ちゃんに手招きされて、鞄を持って教室を出る。
廊下に窓からが差し込んだ夕日の光が紅く反射していた。
「何かさ、図書委員って暇そうだから宿題とかやっちゃっていいよね」
「そうじゃん、いいよ、それ。私もやっちゃおっかな」
他愛のない話をしながら図書室に向かう。
中学の時は、気の合わないうわべだけの友達と委員会が一緒だったから、あまり楽しみではなかった委員会。
でも、奈々ちゃんとの図書委員は… すごい楽しみ。
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