奈々ちゃんは私が言った言葉に最初はあたふたしていたけれど、数分経って少し落ち着いたようで、少し頬を紅潮させて、私に話し始めた。
「…日鞠はちゃんと言ってくれたし…私も言わないとね。ま、日鞠には言うつもりだったし。いっか」
「! やっぱりいるんだね!! 教えて~奈々ちゃん」
「いいよっ、特別ね! …えっとね、もう日鞠は今日会ってるよ。私の好きな人に」
「え、嘘! んーと、今日会った人は…」
やっぱり奈々ちゃんも恋してるんだなぁ。まさに恋する乙女だよ。奈々ちゃんは。
でも、今日会った人の中に奈々ちゃんの好きな人がいるなんて…今日誰にあったっけ。



