「ね、あの後ろ歩いてる人、めっちゃカッコよくない?」


「うん、超イケメンすぎでしょ!」


「ほんと、愛はイケメン好きだね~」


「う、うるさいなぁ。でも、あの人が超カッコいいのは事実だし~」


「ま、確かにね。もしあれで性格良かったらすっごいモテるだろうけど」


「顔良くても性格悪かったら嫌だもんね~ ナルシとかだったら…」


「無理無理!! ナルシはマジ無理だから~!!」


私の後ろでそう喋っていた彼女達はそう言うとあははっと笑い、私を追い越して行ってしまった。