…―そして俺は、怪盗をはじめた。 両親の遺品には依頼リストなんかもあり、どれを盗めばよいのか模索する必要などなかった。 それに加え、俺の幸せな思い出のなかの両親と遊んだ記憶は―… 俺を、怪盗にするための英才教育であった。