「…えっ?」 びっくりした顔をする來斗に、私は追い討ちをかけるように、來斗に握り締めた手を差し出す。 「…なんだよ。」 來斗は少し拗ねたように、私の手を開く。 私の手の中から現れたもの――… 「…これ…?」 そう、白くまばゆく輝くオパール。