―――――――――――…… 「ホント美生ってあほだよね~、人生でたった一度の入学式でないとか」 今日はまだ授業も始まっていないので、 大学構内のベンチでぐだぐだしている。 一緒にぐだぐだしている梢とは、高校からの付き合いだ。 「ほいで?そのタクさんって人が気になっちゃってるの?」 梢がいきなりぶっちゃけるから、 思わずフリーズする。 「や、なんかそう言っちゃうとそうなんだけどさ…」