後書きです。

まずこの作品を読んで下さり有り難うございます。この作品は元々100頁未満で終わる中編だったのですが、大賞のテーマが『泣ける作品』という事で急遽書き直しました。


マイとシンの会話を大事にしたかったので、この作品の9割が病院内です。

心臓病について自分なりに調べて書きましたが、中にはあり得ないって場面もあったかもしれません。

これはあくまで小説のフィクションなので温かい目で見ていただけたら幸いです。

シンが亡くなるシーンは本当に辛くて、病気を治してシンとマイのハッピーエンドも考えましたが、最初に決めた結末通りに完結させました。


最後になりますが、作中でマイがシンに語りかける場面がいくつかあります。

その中で使う機会がなかった言葉を次のページに書きたいと思います。

偶然にもシンがマイに宛てたメッセージの返事のような言葉が使われず残ってしまいました。

これがマイの伝えたかった事だと思い、締めくくりたいと思います。


ここまで読んで下さった
全ての方に感謝を………………。



ー永良 サチー