ケータイ小説 野いちご

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野いちご学園の新着投稿

    • 憧れの先輩
    • 放課後
    • 校舎裏
    • 告白

    卒業式。私の初恋は、今日ようやく終わる。
    「先輩ー、第二ボタンくださいよ」
    ふざけて頼む後輩の女の子に、先輩は、
    「だーめ。もう予約済み」
    そんな声を遠くから耳にして傷付く。
    けど、仕方ない。私の想いなんて先輩が知るわけがないのだから。
    「ねえ、そこの君。生徒会とか興味ない?」
    初めて声をかけられてから、先輩と2人で過ごした甘く苦い思い出が蘇る。
    卒業証書の筒に頭を叩かれて、驚いて振り向く。後輩に囲まれていたはずの先輩が笑った。
    「お前、何泣いてんだよ」
    「……すみません」
    「ほら、笑え」
    頬を引っ張られる。この悪戯な笑顔ももう見られない。私は意を決して、叶わぬ恋に終わりを告げる。
    「先輩のこと、好きでした。
    忘れないでください」
    すると先輩は眉をひそめた。
    「何、勝手に過去にしてんの?お前が俺から離れられるわけないでしょ」
    驚く私の手のひらに、先輩の輝く第二ボタンが降ってきた。

    開く閉じる

    • 後輩
    • 放課後
    • バス停
    • 告白

    風邪で三日間学校を休んだ。
    久々に登校した病み上がりの今日、部活を終える頃には、また身体が熱く感じて。
    「……うぅ」
    ふらふらになりながら、いつものバス停までたどり着く。
    星空の下。ベンチに腰かけて、静かに目をつぶっていると、
    「……大丈夫ですか?」
    突然声をかけられて、驚く。
    立っていたのは、毎朝バス停で見かける、ずっと気になっていた後輩男子。
    「顔色悪いですよね」
    「だ、大丈夫です…」
    彼は巻いていたマフラーを私に差し出した。
    「使ってください」
    「いや、でも…」
    知らない人にマフラーを貸してくれるなんて、優しすぎる。
    遠慮する私に、彼は、
    「明日の朝、また返してくれればいいんで」
    …え?
    彼は、あ、とつぶやいた。
    「……すみません、実は。
    最近見かけなくて、どうしたのかなって」
    先輩のことずっと見てました。
    そう言った彼の、初めて見る笑顔に、本当の恋に落ちる音がした。

    開く閉じる

    • 同級生
    • 放課後

    君は覚えてるかな。



    まだ、忘れていないかな。


    二人であの日、アンサンブルをしたこと____________。






    帰り道、歴史の授業について思い出していたら

    トリップしました。

    ......は??




    ?「俺、瑠樹が好き」


    ?「小玉、天下人の妻としてそばにいてほしい」

    ?「アンタのこと、気に入った。」

    ?「小玉さんっ、大好きです!」

    ?「御館様に手を出さぬよう、俺が見張る」

    ?「しっかり俺に捕まってろ」



    思い出せない記憶、日々更新されていく記憶。


    私は____________?




    ?「いい、この世界で全てを忘れちゃいけない。



    戻れるのは一年に一度。」



    わたしは、なにをすればいい。

    わたしは、もういやだから。

    開く閉じる

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感想ノート

キミがいなくなるその日まで (永良サチ/著)

*感想お願いします*

  • とても感動しました!
    シンが死んでしまったところとか号泣でした(笑)
    もう夜なのに続きが気になって寝れませんでした(*´∇`)アハハ
    シンもマイもすごく好きです(笑)
    ホントにいい人!!!
    シンはずっと前向きに生きようとしてて、グッと来ました!
    マイは初めは生きることを諦めている感じだったけど、最終的には生きることを選んで良かったです!
    シンもきっと喜んでると思います!
    この話を読んで心臓病のことや移植のことなどいろいろ知れて、いい機会になりました。
    素敵な話をありがとうございます‪(*´▽`*)
    他の作品も読んでみます!
    これからも頑張ってください!

    吉田 さくら   2019/08/27 12:02

    吉田 さくらさま

    感想ありがとうございます!!
    マイとシンは今でも私にとって大きな存在です。ふとシンの言葉を思い出したり、マイはどんな女性になっているだろうと考える時があります。

    心臓病については自分なりに色々と調べました。もちろん実際に苦しんでいる方もいらっしゃるので慎重に書いた部分はありますが、物語を通して移植のことなどが少しでも伝わって嬉しく思います。

    色々なジャンルを書いていますが、実はマイとシンが最後に過ごした海が出てくる作品があったりします^-^タイトルに海が入っているので分かりやすいかもです!
    もしお時間があれば覗いてみてくださいね。

    こちらこそ素敵な感想を本当にありがとうございました!これからもコツコツ頑張りたいと思います^^

    作者からの返信 2019/08/27 19:41

  • 感動しました!!!
    シンとマイは心臓病で
    病気にはあまり詳しくないんですけど
    この本を読んで移植や心臓病について
    分かりました。
    マイは最初は心臓移植を受けないと言っていたけど、最終的に受けてくれて良かったです!

    シンが亡くなって辛かったと思うけど
    マイは生き続けてくれて、シンは嬉しいと思います!!

    素敵なお話をありがとうございます!!

    MIAKUN   2019/04/12 16:51

    MIAKUNさま

    わわ、この前も別の作品に感想をくださったのに、この作品も読んでくださったのですねっ!すごく嬉しいです(^-^)

    実は「キミがいなくなるその日まで」は私のデビュー作でもあり、とても思い入れの強い作品です。

    移植などの描写は私も当時は色々と調べながら書きました。命を扱う話は他のジャンルとは違って私自身もすごく苦しくなってしまうことが多いのですが、こうして作品を通じて伝わるものがあったのなら嬉しく思います。

    マイは今頃なにをしてるんだろう。シンは空で笑っているだろうか。私もふと、思い出す大切なふたりです^-^

    こちらこそ、数多くある作品の中から本作をお読みいただきまして、本当にありがとうございました!

    作者からの返信 2019/04/12 22:45

  • 勝手ながら感想を書かせていただきます。

    姉にすすめられて、この作品に出逢いました。
    文庫本ももちろん持ってます笑

    シンには目には見えない強さを感じました。
    マイはシンの強さに影響され、
    「悲しみを受け入れて歩き出す」という強さを持ち、数多の読者に勇気を与えたと思います。
    私もその1人です。

    たとえ命が尽きてしまっても、誰かの心に残せる物があれば、それだけで素晴らしいんですね(*´`)

    読み終えたあと、私は姉にありがとう伝えました。
    こんなに良い作品に出逢わせてくれたのですから。

    長くなり申し訳ありません。
    これからのご活躍を心から応援させていただきます。それでは(❁´ω`❁)

    みったさん   2019/04/01 16:17

    みったさんさま

    素敵な感想ありがとうございます!

    なんとお姉さんに勧められて読んでくださったのですね!嬉しいです……泣 お姉さんにもお礼をお伝えしておいてください。

    「悲しみを受け入れて歩き出す」
    すごくいい言葉ですね。この物語は私のデビュー作なので、より一層シンやマイは私にとっても大切な存在です。

    書き方も表現も昔に比べればだんだんと変わってきていますが、書きたいものは変わっていないので、誰かひとりの心にでも残るような物語をこれからも書いていきたいです。

    こちらこそ読者さんからの感想は宝物なので、みったさんとの出逢いに感謝です!

    改めまして本作をお読みいただいて、しかも本まで購入していただきまして本当にありがとうございました(^-^)

    また感想をいただけるような作品を書けるように、これからも頑張りますっ!

    作者からの返信 2019/04/02 13:46

  • 癌で5年生存率25%と言われましたが しっかり生き残り10年後に卒業できました。
    死と隣合わせが続く 重い気持ちは 少なからず分かります。
    なのでマイの感情の動き方が違和感なくすんなり 私に落ちてきてやるせなくなり何度も泣けました。
    シン君がマイちゃんに出会えてふたりで過ごした宝石みたいなキラキラな日々。
    お別れの日は 直ぐの事だろうとは思いつつ ふたりのために なごみ 切なくなり そして暖かくなりました。
    医療スタッフやご家族との関わり方も優しくて 良いお話だなぁと思いました。
    日々感謝で生きられる気持ちを思い出させていただきましてありがとうございました。
    のん








    moon8686   2019/02/10 03:39

    moon8686さま


    感想ありがとうございます。
    moon8686さんもご病気と戦われていたのですね。本作を通じて少しでもmoon8686さんの心に残るものがあったのなら、この作品を書けてよかったと思えます。

    今までたくさんの作品を書いてきましたが、マイとシンは私にとって特別で、本当に宝物みたいなふたりです。

    私自身は死と隣り合わせという状況になったことはないのですが、とても大切だった人を見送った経験はあります。

    命を扱う話は私も書いていて苦しい場面もあるのですが、少しでも病気と戦ってる人や乗り越えた方や残された人の背中を押す手助けができたらと、微力ですが思ったりしています。

    どうかmoon8686さんがこれからたくさん笑っていられますように。

    改めまして数多くある作品の中から本作をお読みいただきまして、ありがとうございました!!


    作者からの返信 2019/02/11 18:15

  • シンとマイの最後の会話にすごく切なくなって泣いちゃいました。
    とてもいいお話でした!!
    病気は大変だなぁと改めて思いました。

    ピーチヽ(´▽`)/   2018/12/17 23:51

    ピーチヽ(´▽`)/さま


    感想ありがとうございます!

    この話はなによりもシンとマイの会話を大切にして書いたので、そんなふたりのことを最後まで見届けてくださりましてありがとうございました!

    シンとマイは今でも私にとって特別で。この作品が完結して随分と時間が経ちますが、恋しくなり定期的に自分でも読み返してしまいます。

    病気を扱う作品はとても難しくて、いつも四苦八苦しながら書いてしまうのですが、私の作品で少しでも命の大切さや尊さなどを感じていただけたら嬉しく思います。


    これからもいい話だった、と言っていただけるような作品を書けるように頑張ります!


    では、最後になりますが、数多くある作品の中で「キミがいなくなるその日まで」を見つけて読んでいただき、本当にありがとうございました(^-^)/


    作者からの返信 2018/12/18 01:38