駅の前でタクシーを拾った男は、とりあえず近場のビジネスホテルへ行って来れと行った。 男は、日に焼けて大きな身体をしていた。 手には、小さなパック1つと長い棒のような物を布の袋に入れていた。 「お客さんその長い物は何かな?」 男はニヤリと笑ったが、答えなかった。 終わり