そのまま、霧野くんの唇があたしのと重なる。 「甘……」 離されて、思わずそう言えばニィと笑われて耳元で囁かれた。 「文字通りの意味だっつの、芽留」 あたしの初恋は霧野くんで、初恋のきっかけは屋上で。 初キスの味も甘くてキャラメルの味がしました。 きゃらめるちっく! *end*