~翌日・練習中~


昨日はゆっくり見学して、今日からさっそく仕事を始めることになった。





「じゃあ~今からゴールの練習な!」



恭也先輩が叫んでいた。




すごいな..サッカー部は...。

と、考えていると..。



後ろから肩を叩かれた。

「わあっ!」





振り向くと、

そこにはサッカー部顧問の竹山先生がいた。

竹山先生は28歳らしく、一見みると爽やかなイケメン。

でも実は、熱血らしい..。

いまいち不思議な人...。








「じゃあ~愛ちゃん。これが予定表で、これが練習メニューね。」



と言ってプリントを渡してきた。

私は、プリントを見て思わず口にしてしまった。




「これじゃあ全然足りない...。」

「えっ?愛ちゃん?」




と竹山先生は驚いていた。


竹山先生はこんなメニューでも多い方だと思ったのかな?







その時、

恭也先輩が走ってきて..


「愛ちゃん...今から一緒にランニングする?」

と言われたので、



「はい。でも時間制限なしで競争しませんか?みんなの体力を調べたいので.....。」



と、笑いながら答えた。

「わかったよ。愛ちゃん。」



と、言われたので一応お礼を言い、恭也先輩についていった。