ハンバーガーに、アイスクリーム。 うどんに、スパゲティ。 色々な店が集まるフードコートに、イタリアンや中華料理などの、孤立した店も数多くある。 ―…そんななか、カフェを選んだ。 そもそもそれが、間違えだったのかもしれない。 『…あっ、ねぇ、颯。ここにしようよ。』 「んー?」 そう言って、あたしが指を差したのは、マップのなかのカフェテリア。 場所もわりと近くにあって、なんとなくコーヒーが飲みたい気分だったから。 ただそれだけが、理由だった。