帰り道だって当然頼は一緒に来なかった。 頼があんなこと言うなんて思わなかった。 明日になったら、無理やりにでも私を避けるわけを聞こう。 きっと今まで通りに戻れるはずだ。 頼がまた「死にたい」って呟いて 私はそれをまた宥めて 2人で対戦を続けて …そんな日がすぐにでも戻って来るはずだ。 私たちの絆はそんなに薄くないって信じてる。 その時、 「奈里」 背筋が凍るかと思った。 声を聞いた瞬間、思わず地面に膝を付く。 なんで今ここで、あ な た が―――。