そしてその瞬間……。 「きゃっ」 生徒会長に抱き締められる。 「……せっ、生徒会長??」 「ありがとな、夕莉」 「えっ??」 「お前が俺の女でほんとによかった」 「……はいっ」 あたしは生徒会長の背中にギュッと抱き付いた。 改めて気が付いた。 生徒会長の背中はこんなにも大きくて、こんなにも温かいってことに。 あたしにとってこの温もりはすごく優しくて、すごく温かい。 あたしは生徒会長となら、ずっと一緒にいられる。 生徒会長だけをずっと好きでいられる。 それがこんなにも嬉しいんだなぁ。