生徒会長だけを信じて、生徒会長だけを見てきて。 あたしが目の前に見てきた現実は、全部夢のようにしか過ぎない出来事。 きっとそう、夢なんだ。 幻なんだよ、全部。 「……はぁ」 いつまでも泣いてなんかいられない。 泣いちゃイケない。 あともう少しもすれば、生徒会長との契約恋愛も終わるんだから。 あたしたちの関係はただの契約で結ばれた関係。 それ以上でもそれ以下でもないんだ。 だから約束だけは最後まで絶対に守りきらなきゃ。 なにがなんでも絶対に。 ……契約だもん。契約は守らなきゃ。