ほんとに好きでもないのにそんなこと言ったら、マズイでしょ。
仮にお互い好きになっちゃイケないって条件にもあるわけだし。
いくらみんなの前だとはいえ、そんなこと言うなんて反則だよ。
ルール違反だよ、ルール違反。
「……それにな、夕莉も俺が好きなんだ。だからお前らに、俺たちのことああだこうだ言われる筋合いはねぇ」
生徒会長はあたしを後ろからしっかりと抱き止め、少し低い声でそう言った。
「……せっ生徒会長??」
待て待てっ!!なんでまた話を盛るんだよー!!
なんであたしが生徒会長を好きってことになってんのー!?



