「しかしまぁ、アンタという名の彼女がいるのに女の子にモテモテの生徒会長はほんとに罪な男だよねぇ」 「……えっ。ああ、うん。そうだね」 なんだろう……。 なんかなにも言えない。 「夕莉っ!!」 「ふえっ……!?」 昇降口に向かおうとした時、ふいに名前を呼ばれてグイッと腕を掴まれた。 「お前ら頼むから、夕莉の前でぎゃあぎゃあ騒ぐなよ。夕莉がひねくれんだろうが」 「……はっ??」 ちょーっと待てっ!! 待て待てっ!! 一旦ストーップ!! なんなんだそれはっ!!