お母さん曰く、それがあたしのためにできる唯一のことらしい。 おいしいご飯を食べてあたしにずっと元気でいてほしいって思ってるんだって。 いつもひとりにしてる分、誰よりもあたしを気遣ってくれるお母さん。 その優しさはいつも充分すぎるくらい伝わってる。 ありがとう、お母さん。 仕事頑張ってね。 心の中で小さくそう呟いた。 今日食べた朝ごはんは、いつもより何倍もおいしく感じた。 「行ってきます」 あたしはお母さんの優しさをしみじみ感じながら学校へと向かった。