「ひよりん、よろしくね。わかんないことあったらなんでも聞いてね!」
私の席は、一番後ろの窓側。
たっくんはその前。
「うん。ありがとう。たっくんがおんなじクラスで安心したよ。」
「俺も安心した。…夕都と遥季じゃ、あてになんないし。」
「ねぇ、そこのお二人さん、いったいどんな関係なの?」
「あ、それ私もききたーい!」
たっくんと話していると、ロングヘアーの女の子と巻き髪の女の子二人が話しかけてきた。
「…二人ともいきなり話しかけるとひよりんが驚くよ?ひよりんは今S寮に住んでるの。」
たっくんが私の代わりに答えてくれる。
「いきなりごめんね。あたしは友香(ともか)。で、こっちが華(はな)。よろしくね。」
友香ちゃんの笑顔に、私もつられて笑顔になる。
「友香ちゃん、華ちゃん、よろしくね。」
みんな好奇の目でみるけれど、どこか遠巻きに見てるだけだったから、声をかけてくれたことが純粋に嬉しかった。

